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目の前のことを楽しむということ

今年の運動会のこと
あともう少しだけ
お時間をください。

今年の運動会
これまでと同じやり方だと
運動会のリーダーは
4人だけということになり
色濃い思い出が
決められた4人だけのものに
なってしまうので
そこを
全員でお役目を分散しました。

・得点係
・体操係
・選手宣誓
・アナウンサー
・応援リーダー

泣きの涙の
立候補制じゃんけん決めです。

初日
それはそれは
すったもんだがありました。

じゃんけんで負けたのに
ゆずらないパターンや
ひとつの係に人数が多くなったり。

その日は決定じゃんけんはやめて
翌日まで
みんなよく考えてねと
迎えた翌日。

やりたい係がひとつの子もいれば
どれにしようか迷ってる子もいます。
どれだっていいや~
というのんきくんもいます。
マッチングさえうまくいけば
ノンストレスなわけです。

やりたいことがひとつだった
ある女の子は
やりたかった係を逃して
泣き出してしまいました。

泣いてしまうのは
感情のなせる技だから
悪いことじゃありません。

さぁどうするんだろう。
一人泣きで
自分に折り合いつけるのかな、、
それとも・・・
するとお友達がやってきて、、

「どうしたん?・・あ、そうか!
ほな、かわってあげよか
私、アナウンサーもやりたいねん!」

そうして二人の交渉は成立し
晴れて本番当日
自信満々に
センターで体操をする女の子と
生まれた時からアナウンサーですけど
なにか?
という女の子が誕生しました。

その他にも
人数分以上のドラマがあって
決まった
それぞれの係です。

分園でのすったもんだを
しこたま教えてもらってから
私が子ども達に伝えたのは

やりたい係になった子もいるし
ほんとはコレ1番にやりたいヤツじゃ
なかったんだよな・・・
という子もいると思うけど
決まった係は
どれも運動会には
なくてはならない大切な係だから
走ったり踊ったりするのと同じぐらい
頑張ろうね。

すると子ども達から
「がんばるってどれぐらい?」
「かつの?まける?」と
生きた質問が出ました。

係の仕事はね
どの係も決まったからには
楽しんでやるんだよ。
そうしたら
嬉しそうに係をしている
にじ組さんを見て
他の子や、つばめさんたちが
「あの係やりたいな・・」とか
「あの係楽しそうだな・・」
「カッコいいなぁ・・」って
きっと思うんだよ。

大事なことは
誰かに楽しいことを
与えてもらうのを待つんじゃなくて
目の前のことを
自分で勝手に
楽しむスキルを身に着けることだよ。

自分以外の人にわかるはずのない
自分がどうなら嬉しいのかなんて
黙ってて聞かれても言わないくせに
「黙ってるけどわかってよ!」
なんて図々しいことを思わず

毎日のどんなことも(ちょっと嫌なことも)
自分なりに楽しんでみよう♪
って、自分で動くことが大切なんだよ。

そうすると
最初は嫌だったかもしれないことが
みんなが羨ましがる
楽しく素敵なことに代わるんだよ。
ホントだよ。

というところから
私が小4の時になってしまった
<ぞうきん係>の話になるのでした。
長くなるのでまた今度。

子ども達は
まだまだわからないかもしれませんが
繰り返し繰り返し
そういう体験の機会のたびに
私はしつこく話して聞かせています。

私の毎日も
子ども達と一緒にいる時だけが
楽しい時間♪
なんてことになってしまったら
<楽しみ泥棒>に成り下がってしまいます。

事務仕事や面談
業務連絡の徹底や
若手の育成
公園周辺のパトロール
ご近所での情報収集
・・・・
私の仕事は多岐に渡りますし
そのひとつひとつに
いちいち好きだ嫌いだの区別は
していられません。

好きなことを極めて楽しむためには
それ以外のことも
さくっとこなさなくてはなりません。

そのためには(私の場合)
好きなことだけやります!
ではなく
もう少し俯瞰して
目の前のことを楽しみます!
じゃないと
生きてる時間がもったいないな・・
と思い、現在に至っています。

でも思い起こせば
私は欲しいものを言ったところで
すぐになんて買ってくれるわけなかった
昭和の高度経済成長期時代に育った庶民です。

自分でそれなりの<代替品>で
自分を納得させて
それなりにその環境や状況を楽しんでいました。

子どもの成長に必要なのは
親が思う
<物質的に何不自由ない環境>ではなく
<少しの不便>や<少しの理不尽>ではないかなと
改めて思います。
想像力とか、根っこの思いやりは
そこではぐくまれるものも
あるのではないかなと思います。

そして
それを与えられるのは
一番子どもを愛して
信頼関係を築いている
<親>ではないかなと
思います。

不満や不足を数える
への字口な大人を増やさないためにも
ここでしっかり
関わっていたいなと思うのです。

そうそう、運動会での
選手宣誓係は
あの一言だけのようですが
宣誓係は
宣誓の言葉を言うことが
仕事ではなく

大人の合図なしに前に出てきて
自分の場所で
台上に足を上げるタイミング、
言葉を発するタイミング、
言葉を合わせるタイミング。
からの
台から降りて
自分の場所へ戻るまでを、
最初に決めた
呼吸だけで合わせています。

呼吸

を体感しています。
立派な経験です。

繰り返し繰り返し
地味な作業で体に覚えさせての
本番の晴れ姿でした。
登場回数では決められない
大切な体験でした。

もしもおありでしたら
もう一度そのシーンの動画を
ご覧くださいませ♫




園長(明日はカマキリ先生♪)


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にじのとり

Author:にじのとり
大阪市北区で(株)にじのとりが運営する
にじのとり保育園/ななつぼし保育園の日常と
園長の主観だらけのひとりごとです。

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