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園長のひとりごと~父のこと~

久々に誰も家にいない休日なので
一人で呟く。

職場まで朝歩いて行くようになって
地味に体力がついているのがわかる。

こんなに寒いのに
職場に着いたら
山田花子並に汗ばんでいる。
いい傾向。
冬場に汗。

試しに山田花子の台詞を言ってみるけど
誰にもわかってもらえない。
『汗ばむわぁ~・・・』
大丈夫。
若者のスルーには慣れている。

別に歩かんでも
女は年を重ねると
体もポカポカしてくるけど

冷え性でお悩みの若い娘さん、
温かいもの、体を温めるものを
口にする習慣つけて
せいぜい、冷やさんようにね。

………


種類は変えているけど
家で4日連続鍋にしたら
大クレームの嵐。
父親はやっぱり偉大だったな、、と
こんな時に改めて思う。

ワシは、
熱い鍋と、
テキトーな酒と、
オマエタチがいれば
一日の終わりを迎えられる…

こんな父親のポリシーのお陰で
高校生の頃、私の門限は7時だった。
難儀だったな。
嫌だった。
今なら理解も納得もできるけど。

そんな父のポリシーに反することなく
毎日父の前に
手を変え品を変えて
小鍋を用意していた母も
やるな~と思う。

今なら話したいことも
一緒に出かけたいところも
いっぱいあるし、
相談に乗ってもらいたいことも
てんこ盛り。
7時と言わず帰れる自信もある。

それでも今の私が
色々大丈夫なのは
若かった私には
無駄にも思えた
父との会話の時間があったから。

その時間に込めてくれた愛が、
あの頃の未来である今にも
大きさを変えず生きていて
勇気とか、
お守りとか、
私にとってそういうものに
なっているから。

親が愛情をかけてくれていることは
その時の自分にはわからなくても
深いところにヒタヒタ、じわじわ
沁み込んでいて
たとえばそれからの自分を
守ってくれる盾になったり
してるんだなぁ。

そうして溢れた愛情は
どんなに奪ってくる人がいても
決して枯れずに
自分を満たし続けてくれる。

今は苦労してるかもしれないけど
そのうち息子二人が
必ず親孝行してくれるよ。

すぐに知った顔をする
どこかの他人さんから
そんな風に言われるたび

『豪邸でも建ててもらいますわ~』
と笑って答えながら

私は既にもう、
お釣りが出せないぐらい
子ども達には
親孝行してもらってますよ~♪と
心の中でくちごたえ。

それは父が、
血の繋がりだけが
親子の証じゃないということと一緒に
言葉でなく私に教えてくれたこと。

ちなみに父は
若い頃、私が保育士になると言うと
大反対をした。

なるなら
弁護士、薬剤師、妥協して美容師!
と言われた。

しかしただひとつ、
父は私に保育士をするなら
これなら認めてやる!
と、言ったのが

【自分で保育園を作ること】だった。

父にそう言われて
『ムリムリムリ、
そんなことはできませーん!』と
跳ね返した10代の私を
きっと一笑に付していたに違いないけど

もしもそんなことになったら
用務員のおじさんと
用心棒は任せとけ!と
小鍋を前に、
ヘラヘラ笑っていた父には
未来が見えていたんだろうか。

あれから30余年。
10年以上前に亡くなった父は
今、結構私の側で
『ワシの言うた通りやな!』と
笑っているような気がする。




今日も鍋にしよう♪
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大阪市北区で(株)にじのとりが運営する
にじのとり保育園/ななつぼし保育園の日常と
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