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七味の味したお漬物の話

以前お漬物を子ども達がつまんだ日がありましたが
今日はそのお話を。

お休みしていた子達に次の日に
同じものを出して選んでもらったら
とある彼女は
誰も手を伸ばさなかった七味の味に手を伸ばしました。

(はちみつレモン味が一番先に売り切れました)

『辛いよ~~?』(ほんとはそんなに辛くない)
と言っても
彼女はお構いなしなので
食べるのを見守っていたら

ぱくん!と口の中に入れて
ぽりぽりと食べて
『ほら!大丈夫!』と言ってから
お茶をごくごく。

『大人の味食べてすごーーい!』と
まん丸な目をして彼女を見守るお友達と
どや顔で目を合わせる彼女は
自信に溢れていました。

その後誰も
彼女と同じトライをする子はいませんでした。

子どもの<慎重>は
大人のハードルをかなり越えての<慎重>ですから
そこにプラスして<大人の心配><大人の懸念>
なんていう
慎重事項を増やす必要はありませんし、
無理に煽る必要もありませんね。


彼女にとっては
経験を積んでいたことなのかもしれませんが
誰も手を出さない大人の味を選んで
食べきったことは
すっごい武勇伝となって
彼女の小さなココロの記念碑に
記されたことだと思います。

お漬物を食べてみる、という
小さな出来事は
それぞれの子にとって
<初めての味にトライした>とか
<食べたものないけど食べてみた>とかいう
その子に応じた
自信めいたものになったり

また、<いらない>と言えることや
<この味しか食べないよ>という意思を
ちゃんと伝えることができるという
その子のらしさを表に出すチャンスになります。

日々の活動の全ては
その積み重ねです。

前出の彼女のような
こういう魂を持った子は
おそらく
これからの人生で、他人から見たら←ココ重要
より困難な方を選ぶ傾向にあるのかもしれません。

いずれにしても
自分のココロの声に率直に行動しようとするのを
大人が大人の判断で
勝手に阻止しないようにする。

また、
彼女自身の過去の行いや言動を引っ張り出して
『あの時あっちを選んだやん』
『あの時こんなこと言うてたやん』と突きつけない。

これが、彼女の周りの大人に必要な努力なのかな、、
と思います。

さしあたっては
保育園のあそびの時に発揮している
彼女の 『姉御気質』 は、見ていて惚れ惚れするのです。

彼女が年齢を重ねるにつれて、
あちらこちらに現れる
邪悪な軍団をやっつけながら
ジャンヌダルクになる日がきたら
保育園の門を叩いて欲しいなと思います。

その時には、
今の面影を残したまま大人になった彼女に
この
<七味の味したお漬物の話>を
聞かせてあげようと思います。

自分のことを愛している人が
家族以外の、おうちじゃないところにも
ちゃんといるんだよということは
きっと彼女を勇気付けると思うのです。

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それはもちろん、どの子も同じですよ。
今回はお漬物の一連の出来事から
ひとつ、例を挙げて
共有させていただきました。

※今日の話はまた後ほど。


園長(さて、次のつまみ食いは何にしようかな♪)
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大阪市北区で(株)にじのとりが運営する
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