FC2ブログ

涙の理由

新学期が始まって
新入園した子どもの中には
毎朝泣いて大騒ぎの子もいます。

泣くことは悪いことじゃないから
がっつり泣いて思いを吐き出させています。
ママとセンセイとの約束は
逃げるようにして
或いは
コソコソ隠れて保育園から出ていくのではなくて
おうちみたいに
にっこり笑顔で『行ってきま~す♪』と
子どもに向かって言ってもらうこと。

そうやって新入園の子ども達は
徐々に、少しずつ慣れてきます。

センセイ達に私がミーティングで伝えたことは
『慣れてる子の涙の理由に心を沿わせて下さい』
ということです。

新しい子がいるだけでも
ちょっといつもと違うのに
その子達は
ちょっとママが早くお迎えに来たりしてる、、
私のママは?
私のセンセイは?

言葉にできない不安な思いとか
いてもたってもいられない思いが
とうとう溢れて泣いちゃう子がいます。
その子達の多くは
デリケートな心の成長をしている子達です。

たとえば彼女らは
クリスマスのイルミネーションを見て涙します。
メロウな曲に涙します。
お友達がいなくなっちゃうことに涙します。
若干2歳ですが
心のひだの芽吹きも早いのです。

彼女らはしっかりしていますが
まだまだボキャブラリーが大人ほどはありませんから
こういう新学期には
大泣きをします。

まさかのしっかりさんの大泣きです。

どうかするとセンセイ達は
見逃しがちです。

だけど彼女らにこそ寄り添いが必要なのです。
しかしながら日常の全体の保育をしなければいけない
各担任のセンセイは
そこのところにじっくり手をかけられないのが現状です。

にじのとり保育園の場合は
そんな時の為にいるのが園長です。

やりきれない思いを抱えた子に
交換日記にママが書いていてくれた
昨日の保育園からの帰りに
ママと歩きながらたこ焼きを買ったことや
またベビーカステラ屋さんへ行ったこと
『くつがなる』の歌をうたいながら歩いたことを
まるで見ていたかのように話して聞かせると
すっと泣きやんで
おしゃべりに夢中になってくれます。

そうすると
それまでぐずっていたトイレにも
一緒に入って
ちゃんと用を足して
さっさとパンツを穿いて
手をつないで一緒にお布団に入ります。

髪をなでながら
もう一度さっきの話の続きを
小さいコソコソ声でします。

『じゃあ明日は何買う?』
『お昼寝したらまたベビーカステラもらえるかな?』
そういうと
不敵な笑みを浮かべて
いつもの調子に戻って眠りにつきます。

よかった、、、
今日も誰かが
どうしたらいいのかわからない思いを抱えたまま
眠らずにすんだ、、、。
その瞬間、本当にほっとします。

保育園での関わりは
担任のセンセイが勿論主立っているけれど
一人のセンセイの関わりでは
多くをフォローするのは難しいことです。

誰が何をするから偉いとか素晴らしいのではなく
あくまでも保育園の仕事は分担作業です。

<みんなでひとつ> なのです。

それを実現するのは思いひとつです。

まだまだ至りませんが
表には決して出てこない
そういうところに割と一生懸命な
にじのとり保育園なのです。

写真は
ある日の夕方の
てんちゃん、さらちゃん。
さらちゃんは大好きなてんちゃんのそばを離れません。

ある日さらちゃんの放った一言は
やっぱり強烈で
いつまでも私の心に残っています。

『どうしててんちゃんが好きなの?』

『・・・。好きだから好き。さらはてんちゃんが好きなの。』

園長センセイも
ひとみセンセイも
他のセンセイもみんな
この言葉に多くを学びましたよ。


園長(・・とりあえず頑張ってみます)

20130404.jpg
スポンサーサイト

各クラスの方針

4月始まったばかりですが
ここで
各クラスの活動状況を。

<つばめ組>3歳以上児
もうカートに乗らない。
もうオムツをしない。
この大鉄則のもと毎日時間と戦いながら
お外遊び、お給食にいそしんでいます。

今後は大阪城公園などの
ちょっと大きな近場の公園へは
センセイと一緒に
公共の交通機関を利用して出かけます。
引率は
ひーこセンセイと園長です。(にやり)

年間通してたくさん歩いて
公共のマナーもしっかり身につけたい
つばめ組さんです。

大阪市内は余裕で制覇したいと思います。


<ひばり組>2歳児
パンツで過ごす時間を増やす。
カートにも極力乗らない。

ひばり組さんはどの子も
小さいお友達が増えたことを理解して
自分達はちょっとお兄ちゃん、お姉ちゃんだと
理解している様子です。
オムツではなくパンツを穿いていることが自慢気だったり
早くお給食を食べられるようになったことを
喜んだりしています。

言葉でのコミュニケーションも活発になっていますから
多くお友達と関わったり
絵本だけでなく素話を聞く機会も設けて
<聞く><話す>は勿論ですが大切な
<感じる>
<心が動く>ということを
多く経験させたいと思っています。


<めじろ組>1歳児
新入園児は保育園に慣れる。
思い切り一人遊びを堪能させる。
身近にいるお友達との関係を喜ぶ。

めじろ組さんは半分が新入園児さんです。
でも1カ月もするとみんなの足並みもそろいますから
楽しいクラスになるはずです。

みんなの個性がかなり強烈に際立っていて
大泣きする新入園児さんに手を取られるセンセイを
じーーっと見ながらちょっとスネて
初日は『イヤイヤ』攻撃をして
嘘泣きに興じるまりなちゃんでしたが
さすがですよ。
翌日には作戦を変えて
『おしゃべり攻め』でセンセイの関心を
ちゃんと引いていました。


家庭でもそうですが
どこまでも、何が何でも
子ども中心、その子中心の生活にする必要は
ないと思います。

子どものことを考えるということと
子どものご機嫌を取るというのは違いますから
そこは間違えないようにしてください。

仕事もして、ママもやって、妻もやって
いっぱいいっぱいになった時は
子ども中心にしようとしすぎている時だったりしますから
そういう時は
好きなお茶の一杯も飲んで
ちょっと時間を大人にシフトして
自分中心にするのも
いいかもしれません。
あ、時には ですよ。


今日の写真は
昨日のくみこセンセイの虎の穴。

夕方のお散歩はくみこセンセイがリーダーになって
異年齢の子ども達を一緒に遊ばせる時間です。
園長が勝手に<虎の穴>と名付けて楽しんでいます。

毎日報告を聞いて
またひと笑いです。

昨日は
大川沿いに出ていた出店の前を通った時に
ベビーカステラをもらいました。

若いイケイケのお兄さんも
釘付けです。子ども達に。

あ、
もちろん
小麦粉ダメな翼ちゃんの分は
手持ちで持って帰って
ママへのオミヤゲにしましたよ。

今日はそんな夕方のヒトコマを。


fc2blog_201304040830334c8.jpg




園長(そんな時間まで外に散歩に行く保育園は、まぁないと思います)




プロフィール

にじのとり

Author:にじのとり
大阪市北区で(株)にじのとりが運営する
にじのとり保育園/ななつぼし保育園の日常と
園長の主観だらけのひとりごとです。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
カレンダー
03 | 2013/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
カテゴリ
リンク
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
育児
40位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
幼児教育
3位
アクセスランキングを見る>>
最新記事
最新トラックバック
月別アーカイブ
ランキング参加中
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSリンクの表示
QRコード
QR