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7月18日~21日

【外歩きのつれづれ】

このところ
日々の歩数稼ぎのために外へ出ることが
習慣化しましたから
休みの日も家の中での行動が機敏になりました。
外へ出ると歩くので
身体にいいばかりではなく
目から耳からの刺激も多く
考えさせられることもたくさん増えました。

欧米系の外国人の方の数が想定を超えて多いです。
住んでる系の方々も増えているようで
先日は
コンビニでレジのお兄さん相手に
ガンガンにクレームを言っている
大柄な黒人男性がいました。

対応している店員さんも
アジア系の外国の方でしたから
さしずめ映画を観ているような
私が外国にいるのかと錯覚するような
そんな瞬間でした。

面白かったのは
二人ともやりとりは片言の日本語だったことです。

もう
頭の中では
ここはどこ?が複雑に交差しています。
ポケトークを持ち歩いている私とは
大違いってわけです。
カタコトの日本語でクレームを言い
カタコトの日本語でそのクレームの処理をする外国人留学生。
勉強不足じゃいかんな・・と頭をかくばかり。

それから
外国の子どもは
5歳ぐらいでも
普通にベビーカーに乗って移動しているということや
外でタブレットに子どもの相手をさせているのは
圧倒的に日本に住んでる日本人とおぼしき人が多いこと。

リュックで通勤している人が多く
電車に乗る時の仕様なのでしょう
男女問わず
リュック前抱きのまま歩いてる姿が増えてるなぁ、、

アプリの効能でしょうか
老若問わず恋人つなぎしてるカップルが
増えてるなぁ・・・

あと、
外国人の方だけでなく
日本人の若い人たちも
半袖からのぞく
腕のタトゥー増えたな・・

そういえばこの前
人材会社から紹介の電話がかかってきた時
「タトゥーをしていますが大丈夫ですか?」
「外国の方で日本語があまり話せませんが大丈夫ですか?」
という質疑を初めていただきましたが
目くじら立てなくてもいいのかもしれませんが
時代はここまできています。

無償化になっただけでなく
いよいよ近々
保育認定がなくても
子どもを保育園に預ける時代が
やってきてしまいました。

このままいくと
意識をしっかり持たないと
<母親><父親><家庭><食事>
<家庭での体験>
という言葉や意識が
意味をなさない時代が訪れるのではないかと
私は寒気がします。

子どもは生むだけでよい。
育てるのは国が育てる。
ということになる前に
私はしっかりと
自分の引き際を決めようと思っています。

今私ができることは
働くということに依存しすぎず
<家庭>で子どもを育てている自覚を
パパやママが見失わないよう
口を酸っぱくして
嫌われながら
伝え続けていくことです。

私たちが生きて作っているのは
今目の前で笑っている
子どもたちの未来だということを
しっかり見据えて
心していたいと思います。

とにもかくにも
分園は
おにぎりデーを楽しもう♪
私服コーデを楽しもう♪
自分の頭で考えよう♪

小さいクラスの子ども達は
お祭りの時にはお祭りウェアを楽しもう♪
遠足の時にはお弁当を喜ぼう♪
髪の毛、爪、身体を清潔に保ちましょう♪
手づかみ
ハイハイ
いたずら
いっぱいさせましょう♪

大切なのは
どこかの誰かがさせてくれる体験よりも
家庭での体験です。
だんだんとその比重は
放っておいても外に向いていきますから
今の内は
しっかりと家庭での体験を。

今日の写真は
水遊びの途中でセミを射程距離に認めた先生が
<ちょっと待っときや>とばかりに
アミを持って向かった時の1枚です。

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この時の温度とか
<沈黙>という声で
先生を見守る1歳児の背中。
信頼、とか
期待、とか
緊張、なども含めた
泣けてくるほどの
<いつもの姿>が如実に表れた
この夏のベストショットではないかなと思います。

撮影者のさち先生には
今度の差し入れ時に
余分にエエモン入れておこう( ´艸`)




園長(写真見るのが好き♪)

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7月13日~14日

【ありがとうの花が咲くよ】

個人的なことですが
5月からジムに通い始めました。
通い始めた頃は
ジムに行くということで
健康!だの
元気!だの
運動してるぅ~!という実感を得て
それはそれで充実はしていたのですが

何度目かのトレーニングの時に
ふと、
当たり前のことに気付いて
膝を叩きました。

それは
ジムに行く時だけ運動しても
それ以外積極的に動こうとしなければ
意味がないということです。
(当たり前すぎて
書いてることすら恥ずかしいですが
まんまで生きてますよ)

そこで素直ですぐやる私は
毎日の歩き道で
歩数を稼ぐゲームを自らに課して楽しみ
雨が降っても読書やテレビ視聴に明け暮れたりせず
積極的に出歩くようになりました。

それに加えて
寝る前や起きてから
ずぼら系ストレッチに励み
時々気が向いたら
リングでフィットなアドベンチャーに
精を出すレベルですが
明らかに<動く>を意識したことで
体が喜んでいるのがわかります。

南森町
大阪天満宮
だけでなく
天満橋
京橋
天満
桜の宮・・・

自宅にたどりつくまでに
利用する駅の中に
北浜も仲間入りです。

運動のことだけでなく
食べ物のことも学びが進み

大好きだった
食後のカラムーチョ断ちは続いています。
この頃なんだか
あんまり欲しくなくなってきました。
無闇に食べない生活習慣が
わずかずつでも
身につきつつあるのかもしれません。

食べ物のことは元より
体重や体脂肪や筋肉や基礎代謝、、、
体のことを勉強するにつれ
体重を落とす落とさないよりも
生活習慣と体質の改善が
大事だなぁと心から気付きました。

ずいぶん醜くなって
クセだらけで扱いにくくなってきた
自分の肉体のこれまでの頑張りを
しっかりねぎらって
これからは大切に愛でながら
乗りこなしていきたいと考えています。

小さなことではあるのですが
こうしよう♪と決めたことを
ひとつひとつ毎日毎日
少しずつでも積み重ねていってる毎日が
楽しくて仕方ないです。

自分がどう生きるか
どう過ごすのかは
全部自分が知っています。

不満や不足が生じた時は
「で?」と自分に質問返し。
そしたら大概のことは
誰かのせいではなく
自分自身の
心の居様の問題だということに気付きます。

・・・・・・・

先日、
夕方に職場を出て
駅に向かって歩いていました。
この日は南森町駅。
ハニードーナツ屋さん経由の道。

ドーナツ屋さんあたりを歩いていると
背後から
「園長センセ!」と
可愛い声が聞こえてきたので振り返ると
近所の小学校に通う
今年1年生の女の子でした。

平成生まれのパパと一緒に
いきいきか、学童からの帰り道のようです。
相変わらずチャーミングな笑顔を見せてくれました。

並んで歩いていたら
その若いパパが

「あ!園長先生!
娘が学校で、どんな時も
ありがとうって言えて素晴らしい」と
みんなの前で褒められたと
学校の先生が教えてくださいました。

私はその話を聞いて
とても嬉しくて
本人のお顔ムニムニして喜んだのですが、
続けてパパが
「保育園でありがとうを
教えてくださったおかげです。
ありがとうございました。」と
伝えてくださり
一瞬で
卒園式レベルに目頭が熱くなり、
胸の奥がきゅーーっと音を立てました。

保育園では
私が思う当たり前を
子どもたちと、先生たちと
日々積み重ねているだけです。
それをご家庭でも
知らず知らずのうちに
習慣化していたのは
ご家庭のなせる技です。

そして、小学校で
そのことを褒めてくださる先生に
出会えて良かったなぁと
いろいろあったその日の締めくくりに
商店街までの10メートルにも満たない距離で
嬉しさいっぱいになりました。

昨日と同じ道で帰っていたら
昨日と同じ時間に
園を出ていたら
出会わなかった今日の1年生親子との時間です。

これからも
自分の感覚に従って
歩く道を選んで帰ろうと思います。

どんな時も
どんな出会いも
複雑なピースを
はめ込んだ結果の
そうあるべき「今」ですね。

卒園式でつばめ組が歌った
<ありがとうの花>の歌が
耳の奥の方で聞こえてきました。

・・・・・・・

にじのとり保育園
ななつぼし保育園では

何かを手渡してもらったら
どんな小さなものでも
必ず
「ありがとう」を習慣付けています。

ものを落としたりした時は
「取ってください」(、、、さい)
「はい、どうぞ」
「ありがとう」(おじぎの所作をしながら)
「どういたしまして」

が、ワンセットです。

お給食のおかわりが欲しい時は
「おかわりください」「ありがとう」
「おちゃください」「ありがとう」です。

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「おかわりー!」
「おちゃー!」では
でてこないシステムです。

先生から手渡してもらったものを
サッと奪うように取ったら
言い聞かせてやり直しです。

「今」なのです。

かもめ組になる頃には
保育園では
誰かに何かを手渡しでいただいた時
「なんて言うんだっけ」と
突かれたり促されたりせずに
「ありがとう」が言えています。

ご家庭でも
「親だから言わなくていい」
「家だから他人行儀なのはしなくていい」ではなく
しっかり
家庭で習慣付けていると
5歳になる頃には
どこに行っても「ありがとう」が
言えているはずです。

大人は
外と内の区別や使い分けができますが
子どもは家でしていないことは
なかなか外ではできません。

家庭の躾に口出ししたり
こちらの価値観を押し付けたり
するつもりはありませんが
こうならお子さんは
後に生き良いよと
経験から言えることは
あくまでも私の勝手な思いとして
これからも発信し続けます。



園長(待ったなしの子ども達に必死でついていきます)

7月10日~12日

【見張り役の話とイヤイヤ期などの話】

保育園でも水遊びが始まりました。
年々保育園でのプール遊び(水遊び)について
注意喚起事項が増え
細かいきまりごとが増えて
お知らせがきます。

一度水遊びをするのに
必ず<見張り専門の見張り役>を
設置すること。

毎日記録をつけること。
(遊んだ後の様子も記録が必要)
遊び場の温度を計測すること。
30℃を超えたら戸外は控えること。

水着に着替えて遊ぶ時は
必ず外部からの目隠しを作ること
(横側、上部からも見えないように)

水は必ず塩素で消毒するように。

・・・・・・などなど
諸々ありますので
当3園では
プールにドボンとつかる遊びは行わず
水を使って
この季節にしかできない遊びを堪能しています。

<見張り専門の見張り役>
の仕事は
子どもと遊ばないことなのです。
こう書くと
全体の様子をガン見するだけ
というなんだかイヤーなイメージが
もたらされますが

先生の後ろ側に回ってしまった子の
安全を確認したり
また、外部の
通りすがりの方々にも
目を配る役目です。

子ども達がまちがってしぶきをあげてしまった時に
咄嗟に対応をしたり
また、不審者のいち早い発見者となる
お役目です。

これまでは
こちら側だけでわかるようにしていましたが
今年度からは
蛍光緑色のビブスを着用して
<見張り専門の見張り役>は
大々的に外に向けて
そのお役目をアピールしています。

写真は
にじのとりきっての
あずまおとこ けんた先生による装着見本。

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わざわざ あずまおとこ なんて書いたのは
標準語を駆使する生粋の東京男子だからです。

けんた先生は、言葉が優し目。
頭の中だってちゃんと標準装備。
喧嘩の仲裁だってちゃんと先生風。
変な未確認生物的なナニカを登場させたりはしない。

永遠の小4さんた先生が時々真似して
標準語チックに話してるアレは
江戸弁だった!
けんた先生は<べらんめぇ>なんて言わない。
危うく騙されるとこだった・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、分園のべらんめぇはさておき
小さい子達のクラスでは
<今>のお悩みが
日々沸々と音を立てています。

あんなに言うことを聞いていた我が子が
どうもこの頃
<イヤ>を連発して
ちっとも思い通りにいかない。

あんなにしっかり食べていたのに
全然食べなくなった・・・

これは
1歳から2歳の階段を上がる頃にあらわれる
あのいわゆる<イヤイヤ期>ではあるのですが
この時期子ども達は
<イヤ>を連発して自分の中の自我を表に出しています。
それと同時に
自分の発する<イヤ>に対して
周りの大人がどんな反応をするのかを
見て試してもいます。
また
どれほど泣いたら
自分の思い通りになるかも
同時にはかっているのかもしれません。

大人側が発する
<泣かないで>
<イヤと言わないで>の思いに
しっかり比例しているような気もします。

必ずしもそうではないケースもあるのかもしれませんが
<イヤ>は成長の通り道です。
子どもの負担にならないように
子どもがイヤな思いをしないように
というところに照準を合わせ過ぎることないよう
また
なんとかしなければ
ちゃんと(何がちゃんとかなんて誰も知らないのに)
しなければと焦り過ぎることなく

なんだって急にはできないということを
常に覚えておいて
イヤーーーーー!が始まったら
心の中で
『降参~!』と
まずは諸手を挙げておいてから

お子さんに向き合ってみてはいかがでしょう。

これまで嬉しそうに食べていたのに
野菜やお肉やお魚
大切な食材を食べない時は
すぐにお菓子を与えるのではなくて
冷凍のミックスベジタブルだって野菜ですし
全部なめらかにしてポタージュにしてもいいし
毎日のりまきごはんだっていいと思います。

味や舌ざわりがちゃんとわかってきた
ということですから
少しだけ長い目で見てみましょう。

一歩進んだら半歩戻る
進み過ぎても
必ずその分立ち止まってるか
自然に戻りますから
安心してその時を過ごしてください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

0歳児時代にできることは
子どもが既に持っている力が
およそ自力で開くこと。

言われなくてもおっぱいを吸えたり
お口の中の食べ物を飲み込めたり
寝返りをしたり
腰が座ったり
つかまり立ちやひとり立ち。
援助は必要ですが
既に持っている能力が
開いているのです。

1歳を過ぎたら
そこに心も含めた複雑な成長が絡んできますから
放っておいてできること
というのは段々減ってきます。
ここが実に難しいのです。

お母さんの中には
教えてないのに歌をうたいます。
教えてないのに『いただきます』と言います。
と、驚かれるお母さんがいらっしゃいますが
保育園で歌っています。
保育園で食前食後の言葉は伝えています。
しつけの全ての始まりが保育園任せにならないよう
注意が必要ですね。

ハイハイをたくさんしたり
つかまり立ちをたくさんしたり
家中の引き出しを開けたり閉めたり
出したり入れたり・・・
昇ったり下りたり・・・
この時期にしっかりおうちの中を探索して
遊ぶことは
少し大きくなった時の
先を見通す力や
転ぶ時の体の守り方などの
運動神経と密接につながっています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

歩き始めたら
歩き始めたことを喜ぶだけでいいのに
ついつい大人は
<でもまだ走れない>と危惧する方に
頭を使います。

頭の中が先走ったら
今できることを探してみてください。

たとえば歩けるようになって
靴を履いて一緒に出掛ける時が来たら
お外へ出る時
お外から帰ってきた時の所作を
教えてあげてください。

まずドアを開けたら
誰もいなくても
出かける時には元気に
『行ってきまーーーす』
戻ったら
『ただいまーーー』

靴は
大人が着脱させるのではなくて
どちらも子どもにトライをさせます。

もちろん最初は不十分ですから
側について
手助けのいるところはどこかを
じっと見て待ちます。

自分で脱げたら
次は揃えることも教えます。
そこまでが玄関での儀式のワンセット。

ご家庭でしっかりここまでできていたら
保育園に来て困ることはありません。

口酸っぱいですが
保育園に預けたら
家で何も教えたり一緒にやらなくてもいい
というのは違います。
子どもはまず<家庭のルール>の下で
生活をしていることが基盤中の基盤です。

そこからは
靴下を脱いでカゴに入れる
とか
先に洗面所へ手を洗いに行く
とか
増やし過ぎることのない
ご家庭でのルールの通りに。

ここが
1歳児なりに身に着くころには
しっかり走れる体になっているだけでなく
外から戻った時の所作も身についていますね。

生活のひとつひとつ
ワンシーンワンシーンを丁寧に、大切に。
それが子どもの心を育みます。

子どもは
<もの>ではありません。
<心>を持つ<成長途中>の<人間>です。
オギャーと生まれたら
しっかり手をかけ、心をかけて
育てていく義務を親は持ちます。
<働いているから忙しい>は
現代の親が
表立って口にすべきではない
絶対的NGワードだと私は捉えています。

言いそうになったら
どうぞ
保育園のピンクノートに
書きなぐってくださいね。
私が責任もって拾いあげますから。
その時は
<働いてるから忙しい>の先まで書いて教えてください。
<働いてるから忙しい>
<だからどうならHappyなのか>

そうしたら
2時間程度の
休日の一人時間だったり
好きなお菓子と共に見る
録画ドラマやバラエティー視聴の時間
なんてことだったりします。

目先のことで うっ。。となったら
矛先をハッピーの方に向けてみましょう♪

毎日本当に
おつかれさまです。


何が起こるかわからない毎日を
心から味わいましょう♪

今日の写真は
にじのとり保育園
めじろ組&ひよこ組。
まだちょっと先に訪れる子もいるけど
イヤイヤ言えるほどに成長した
カワイイ子達です♪

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みんな
ほんの数か月前は
これでもか!ってほど
泣いてたっけね・・・・・・・
いろんな表情見せてね♪

園長



7月6日~7日

【七夕願いは棚ぼた願い】

先週末は七夕でした。
保育園でもみんなで
笹飾りを作って楽しみました。



さかあがりができるように
自転車にのれるように
ゲームがうまくなるように

なるほどね、、
七夕の願いは
棚ぼた願い⭐️
私も毎年書き並べてみます。

・食べても太らない体をください
・どこでもドアをなるはやで
・魔法使いにしてください
・好きなライブを最前列でなにとぞ

おもしろいね。
煩悩だの我欲だの
棚ぼた願いは
いくらでも書けます。

何枚短冊あっても足りないので
結局の一枚には

「いつも心から笑っていたい🎵」

と、したためました。

いろんな多くの願いごとは
およそ自分で叶えられるから
きっとそれを見た
神さま?お星さま?は

頑張れ🎵

と、微笑んでいたと思います。

たくさんの短冊
たくさんの飾りに
たくさんの願いごと。

子どもたちからの
一番切実な願いは
やはりお星さまに届きましたよ⭐️



七夕前日に
「明日晴れてほしいから
てるてる坊主を作って飾ろう!」
と、子どもたちから声が上がりました。

「ナニで作る?」

「新聞紙がいいんじゃない?!」

と、最初の気付きから声出し
提案。相談、実行まで
子どもたち発信で作った(←ココ大事)

新聞紙のてるてる坊主に込めた
「明日晴れますように⭐️」
の、願いは
ちゃんとちゃんと届きました。

そういうことです。

お子さまがお腹に宿った時に願ったことを
もう一度思い出そう^_^





龍玉(ドラゴンボール)は
いつも自分の側で潜んでいて
神龍(シェンロン)は
優しく片目を開けて
お昼寝してるからね😴


園長

7月1日~5日

【おうちの子】

アラ還の私が
ふーふー言いながら体重管理を頑張っているのを後目に
24歳しおり先生は
いつも休憩時間に<え?そんなに食べるの?>
と私に言わせていたお菓子をやめたら
スルっと4キロ体重を落として
ほっそりした顎を手に入れています。

若い体と頭はすぐに反応しますね。
年輪重ねると
体はこれまでの日常から離れたくなくて
変わりたくなくて
あがいているのでしょうね。
そんなにスルっと4キロなんて落ちてはくれません。
まぁ
そんな痩せ方したら周りに心配かけてしまいますね。
それに
げっそりしたね
やつれたね
と言われるのが関の山です。
ボチボチいきましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、1学期も終盤。
分園では
毎日の朝礼時に
先生たちに<おはなし>をしてもらっています。
それは
ものがたりや絵本の時間ではなく
まるっきりの素話。
丸腰の先生自身のエピソードトークです。

子ども達はもちろん
聞いてる先生にとっても
勉強になったり
ただただ笑ったりする
とっても楽しい時間です。


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さて、先生の話はさておいて
にじ組に
自由遊びの時にはいつも
誰か先生をつかまえては
お話に花を咲かせているお姉さんがいます。

まず好きなアイドルの話
お兄ちゃんが昨日ママに叱られた理由
髪の毛を切ってるお店の話
買ってもらったワンピースのことや
推しのアイドルの話。(再び)
ランドセルを選んだ経緯や
家のレゴでずっと作ってたアレの話や
今日の晩御飯は苦手なおかずなんだよな・・・・
という話・・・
とどまるところを知りません。

何かして遊んでおいでよ・・・と促すと
去年ぐらいまでは
えへへと笑って
何かと遊びに興じたりもしていたのですが
にじ組にもなるとさすがです。

ワタシはさぁ
おしゃべりが大好きやから
今は話がしたいねん♪
と言ってくれるようになりました。

そうか、
それなら付き合うよ♪
と、
娘のいない(孫もいない)私は
嬉々として
この年頃女子とのおしゃべりに興じます。

きっとおうちでも
ちょっとは黙ったらどう?と言われるぐらい
ママやお兄ちゃん相手に
お話をしているのだと思います。

保育園から帰ったあとの
リビングの様子が浮かびます。

おしゃべりの経験値が高いと
大人の話を聞いていても
タイムリーな相槌や合いの手が出せたり
終始目がキラキラしています。
質問のタイミングも逃しません。

今年のにじ組さんは特に
このお姉さんに見られるような
聞く・話すという
おしゃべりのスキルが高めだなと思っています。

おうちで
パパやママと対等に
あるいは
きょうだいたちと対等に
イッチョマエな顔をしてお話しているのでしょう。
聞くのがとっても上手です。

先生達が毎朝お話を重ねているのは
ひとえに
<次は私がお話したい♪>
<コレをみんなにお話しよう♪>
と思ってもらうための
嬉しい嬉しい種まきなのです。

せっせっせっせと
頑張ります♪

お話を聞く
お話をする
という心にまく種に関しては
種苗法には触れませんからね♪


最後の写真は
トークィーンのお姉さんが
おうちできっとお話たくさんしながら作った
好きなアイドルを模したレゴ。


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これはスゴイ( ´艸`)

子ども達は
保育園で同じように接して
同じ体験を重ねても
みんな同じに成長するのではありません。
子どもたちは
あくまでも
<おうちの子>です。
保育園は一時的に過ごす場所です。
もちろんここでの体験や経験、見聞は
とっても大切ですが
それとは比にならないレベルに
家庭という礎大切です。


園長(私もそのうちお話しに行こう♪)
(月イチブログにならないよう気を付けよう)


6月1日~9日

【おにぎりデーというラッキー】

分園のお給食は
普段は給食弁当を
配達してもらっています。
利点は
家庭の食卓や手作りのお弁当や
自園調理給食でも
なかなかあそこまでのおかずを
一度に用意するのは難しいかなという
副菜の種類の多さです。

当然ですが徹底した薄味ですから
子どもたちの味覚を
刺激しすぎず
素材をしっかり味わえています。

産科医院やホテルなどの
売りのひとつに
「食事の質」がよく挙げられると思いますが
近年では保育園も
右にならえになっているような気がします。
大事ですもんね。お子さまの食事。

大人はどうでも
子どもにとっての食事は
私はやっぱり
「家庭」だと思っています。

結論から言うと
「家庭でできないことは外を利用」
「家庭でできることは家族で」
というのが私の思いです。

忙しい毎日だから
お昼は給食で!
という親御さんのお気持ちは理解しつつも
分園では週に一度
「おにぎりデー」という
お弁当の日を設けています。

別におにぎりじゃなくてもいいし
ちらし寿司だっていいのです。
(フル弁当だった子もいたな、、)

子どもたちは回を重ねるごとに
ママにリクエストしたり
お弁当箱を変えてみたり
いつもの朝ごはんが
その日はおにぎりになったり
自分で作ろうとしたり、、
色んな変化が見られます。

給食を食べているだけよりも
明らかに
言葉では説明のつかない
「家庭とのつながり」を
子どもたちは持つことができています。



今はひょっとすると
「めんどくさいなー」と
思われているかもしれませんが
この地域に住んで
義務教育を公立で過ごす予定のご家庭は
中学を卒業するまで毎日
子どもたちは給食を食べるのです。

1日のうち
一度も家庭で調理されたものを
食べない子どもが
年々増えていることを
世の中の風から感じます。
これからどんどん増えていくような気も
しています。

ご家庭の中から
そのようにしたいという声さえ
上がっているケースを
耳にすることもあります。

朝は菓子パンとジュース
昼は給食
おやつはスナック菓子
夜はコンビニ弁当や冷凍弁当
外食はハンバーガー、、、。

たまにはいいのかな
とも思いますし
私の思いを押し付けるつもりは
毛頭ありませんが
間違いなく
まだまだ私たちは生身の人間ですから
体は食べるもので作られます。

~中略

なので私は
あえて面倒なこと
あえてしんどいことを
保護者の皆さまに提案して
一緒に経験していきます。

あとから必ず子どもたちの
保育園での食事の思い出の中に
「おにぎりデー」は残るはずです。

それは
保育園のお手柄なのではなく
その時のしんどさやめんどくささを
騙されるように
或いは嬉々としながら
真正面から受け入れて
私たちと一緒に
知らず知らずのうちに
楽しんじゃいながら
我が子の笑顔に繋がっていることを
実感して乗っかってくださった
保護者の皆さまのお手柄なのです。

忘れた!
と言って走って帰るママの姿にさえ
「絶対持ってきてくれる」
という安心感さえ漂わせていたり
前日の帰りに翌日のおにぎりを
リクエストしながら帰る姿を見て
親子の関係に色添えできたな、、と
小さな自己満足を抱いています。

料理が上手で得意なママパパでなくて
いいんです。
形の崩れた目玉焼きを
笑いながら食べる場所は
家庭であって欲しいと願います。

私自身も
料理が得意なわけでも
上手なわけでもありません。
自分が、家族が食べるものを
それなりに作っているに過ぎません。
デパ地下惣菜大好きですし
週に一度は
それしか作らないという
「●●パーティーデイ」です。

家庭の味などと聞かれても
指で数えられるレベルの
わずかばかりのレパートリーと
便利なYouTubeや
クックパッドのお世話になるばかり。

いまだに失敗だらけの
生きるための最低限クッキングですが
それでも普通に
卑屈にならずやってきてますから
忙しいパパママ!
冷凍チャーハン チンしながら
我が家のやり方ってヤツに
自信満々でいましょうね。

・・・・・

レタス1枚ちぎって食べたら
それは立派なサラダだよ^_^
味噌汁は
味噌のお湯割り
乾いたワカメをパラパラしたら
栄養満点味噌スープ。

冷凍ご飯を
チンする方法覚えることも
立派な立派な食育だよ。

納豆を1人で
セッティングできたら十分だ。

毎日ママとキッチンに立って
大した料理を作らなくても
休みの日に
家族のために
トースト焼けたら
立派な料理人。

料理って、
家族と食べるご飯って、
結局そういうことじゃないかな。

美味しいものが食べたくなったら
プロが作ってくれる
お店に行ったらいいんだし🎵


今日のところはこの辺で。


園長(今日はたこ焼きパーティー)

5月25日

【ダイエットから得ていること】

私のダイエット生活は
粛々と続いております。
食べてはいけない時間に食べていた
無駄なお菓子を一切やめて
そろそろ1か月になります。

私は(その他をほったらかしても)
やろうと思ったことはすぐにやり
行きたいと思ったところへはすぐに行くので
ダイエットを成功させるためには
会う人ごとに
ダイエット中であることを伝え

興味を示してくれた人には
何をやって挑んでいるかを伝え
聞かれてもないのに
経過の報告をしたりして
公言しています。

毎食の食事の記録と
毎朝の体重測定の数値を
アプリに入力して
自分の食べたものと体重の推移を
楽しんでいます。

こうして少し手を掛け目を掛けて
やっと自分の体のこと
知るんですね。
おろそかにし過ぎていたことを反省しました。

反省ついでに月半ばからは
いよいよジムにも通い始めました。
週に2回
朝の7時から
フーフー言いながら
マシンと向き合っています。
どうせ年がら年中5時には目が覚めていますから
6時には朝食も済み
7時にはすっかり体は起きています。

この時も私にとっては
<無>の時間。
何もほかのことを考えていない時間です。

初回に正しい使い方と
適性な負荷を教えて頂いたので
まぁやり方は合ってるのでしょう。

半年ほどこのペースでやってみて
吉永小百合さんが
プールで泳ぐことをルーティンにしておられるように
私も早朝ジムがルーティンになればいいなと
淡くて甘い期待を少し。

10年後も自分の足で
しゃかしゃかと颯爽と歩いていたい。
我慢せず食べたいものを食べていたい。
そのために
元気な体に感謝して
少しずつ整えに掛かっている・・。
今はその状態です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自分のダイエット生活を通して
改めて気付いたことは

<行動を起こすこと>が全てだということ。

行動を起こせば
ちゃんと結果も答えも出るということ。

人は
自分しか変えられないということ。

子育てにも
通常の人間生活にも
全て通じていますね。

私にはもう
ウダウダと考えて行動しないでやり過ごす時間は
残されていないことを
どうやら体や心がわかっているようです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

家庭での子育てや
現代の子育て事情。
親の考え方の変化に
家庭のなりたちの変化。

時代と共に目まぐるしいのは
割と最前線でもろに体で感じてきたつもりですが
ここ数年の変化には
さすがにもう抗うだけのチカラが残っていません。

どんどんこれから
子育てに関することは
アウトソーシングの時代になって
塾や習い事にとどまらず

子どもは生まれたら
家族のいる家には
<外泊>という形で帰ってくるような
<しつけの学校>に預けることが
義務化される時代が
もうそこまで来てるんじゃないかな。

ひとりごとひとりごと
星新一に今も心酔している
夢見るおばあの
根拠のないひとりごと・・・・
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

保育園生活での最近のトピックスは
地味なことなのですが
にじのとり保育園と
ななつぼし保育園の
合同保育が始まったことです。

同じ学年の子ども達同士
こじんまりとせず
大所帯になって一緒に遊ぶ
という計画を
計画通りスタートさせました。

0歳児 3名(もうすぐ4名)
1歳児 12名(もうすぐ13名)
2歳児 11名

少し前の時代のラインナップのようで
ワクワクします。

少ない人数でできること
少し増えた多い人数でできること
それぞれにたくさんあります。

オレンジ色のTシャツを着た
どの先生の顔も覚えて親しむことは
子どもたちにとって
決して損にはなりませんね。

私の想定をはるかに超えて
楽しそうな姿を見せてくれた
子どもたちと先生たちでした。

いつかのナニカの機会に
一緒にやってきたことを
お披露目できたらいいなぁと思っています。

同じ手遊び歌をうたって親しみ
同じ体操をして楽しんでいる子ども達です。
人数が増えたら
更に倍増する楽しさと可愛さです♪

これからの活動をオタノシミに♪

分園も
各クラスの活動だけでなく
自由遊びの時だけでなく
今年から
合同での<工作>の時間を設けました。

4月は空飛ぶロケット
5月は竹とんぼもどき
みんなそれぞれに楽しんだり
お姉さんは教えてあげたりしながら
自発的に楽しんでいました。

一緒にいることで
お仕着せでない
大人仕掛けのない
お兄さんお姉さんとしての行動が
自然に引き出せていると思います。
これからも
更にどんどん楽しい時間に
なっていくと思います。

大人の仕掛けはおおざっぱに。
あとは子ども達の感性に任せて
しっかり見守ろう。

そうしたら
意図していなかった喜びが
見えてきます♪

初めから終わりまで
びっちりとした大人仕掛けの中ではなく
子どもが発見していく毎日を送ってもらいたい。
手だしはそこそこに
自分で楽しみを見つけられるように
なって欲しい。

願いは本当に小さなこと。
100点取った時
はなまるもらった時だけ
褒められるなんて
思わずに育って欲しい。

自分は既にもうはなまるなんだと思って
生きていける素地を。


今日の写真は
ななつぼし保育園
ひばり組の
喋る自己肯定娘♪

園長センセイはもう写真撮影終わったよ~
と宣言したのに
もっと撮ってぇ~
まだ撮ってもらってないーー!(嘘)
と、呼び寄せて撮影を促したツワモノ。

こうでなくっちゃね♪

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また次回。

園長(子どもに対して謝り過ぎは毒)

5月11日~17日

【マインドフルネスな話】

いきなり余談ですが
年の数と
体重がとうとうイコール
(時にはそれ以上)になってしまいました。

10年以上通っている
商店街の洋服屋さんに
久しぶりに行って試着をしたら
お店のお姉さんが
『ちょっと太らはりましたぁ?』と
少しだけ遠慮気味に聞いてこられたので
『5キロほど上乗せしました』
と答えると

『5キロはあきませんわ!』
『5キロはシルエットが変わります!』
『ワタシたち世代はなかなか落ちませんから!』

とお店にいる間
客観的目線で
散々前より太ったことを告げられ
『こんなん私しか言うてあげられませんから!』と
自信を持って言われて
それもそうか・・・と納得しながらも
家に帰って
そうかなぁ・・・
そんなにかなぁ・・・
と、それでもまだ悪あがきをしながら
体重計に乗ったら
6.5キロもオーバーしていたので
その日から
お菓子の無駄食いをやめました。

とは言え
家にあるお菓子を捨ててまで・・・ではなく
夜中まで起きていて
小腹が空いたからと一袋ポテチを食べあさったり
夕飯後に平気でおはぎを食べる
というのをやめて
チートデーのオタノシミにしようと
企てている段階です。

毒菓子好きなのです。

(市販のお菓子のことを祖母はそう呼んでいましたから
そう呼ぶのが普通だと思っていたら
違っていたことを知った小学生時代・・・・)

カルビー選手権では
サッポロポテトつぶつぶベジタブル推し
コイケヤ選手権では
カラムーチョ(スティックタイプ)推し
きのこたけのこ論争では
きのこ推し・・・など
他にもいくらでも推しお菓子があるので
なかなかに毒抜きは根性を要します。

※タイムリーに小2女子から
好きなお菓子はなんですか?
という質問を頂いてびっくり!

そんな中
食事管理アプリの<あすけん>を再インストールして
パーソナル的なジムやら
ヨガ道場などを探しまくり
YouTubeサーフィンをして
ダイエット脳になり
摂取カロリーを考えながら
食事の仕方を見直したら
10日ほどで
800グラム体重が落ち
2週間でトータル1.5キロ落ちました。

続けたことは
お菓子の無駄食いを一切やめて
意識してお水を飲み
一日の摂取カロリーを守って
朝ごはんを食べるようにしただけです。

わかってる人にとっては
当たり前 of 当たり前のことですが
私みたいにわからないボンクラは
しんどくなってから
醜くなってから
或いは本当に病んでから
ようやく気付くのです。

少し体重が落ちてくると嬉しくなって
基礎代謝を上げるべく
筋肉をもうちょっと動かそうと
早速ジムとヨガの体験に出かけ
まずは半年間の期限をつけて
パーソナルなジムを利用し、
筋肉の鍛え方を教えてもらいつつ
栄養のことも勉強して
元の体重に戻した後は
今後のことも考えて
ワークアウトをルーティンにすることを決めました。

これまで本当に
サボりすぎていました。
0を1にすることの楽しさ
重い体を引きずって
ようやく思い出せました。

気付いた日からは
ずっと前から気付いていた人たちの
仲間入り♪
と思うレベルの図々しさは
生きるためのスキルです。
死ぬまでに気付けて良かったです。


・・・・・・・・・・・・・

余談ばかりが続きましたが
体のことだけではなく
放っておくと私たちは
どんどん傲慢になって
知らない間に
余計な贅肉を身体にも心にもまといます。

私はこうだから
私はこれしかできないから
私のことをわかってよ
私こそが正義なのよ
と、人は
近しい人に対して特に
そんな傲慢さを露呈しているのかもしれません。

ひょっとすると
大切な我が子に対しても
夫や妻や両親に対しても
或いは
長く顔を合わせている職場の仲間に対しても
知らず知らずのうちに傲慢になって
自分の機嫌を取らせているだけでなく
思い通りにいかないことを
誰かのせいにして
悲劇のヒロインぶったりしてないかな・・と
自分を振り返ること必要ではあるかと思いますが
あんまり振り返りすぎて首が取れてもアレなんで
ほどほどにしましょ ( ´艸`)

なんでしょうね。
今日も子どもたちは
大人の目的とか
ねらいなんてことにはお構いなしに
みんな
自分の<今>に集中していました。
子どもたちは
毎日がマインドフルネス。
じーーーーーーっと遊びに集中してる時は
時と場合にはもちろんよりますが
大人の語り掛けは不要です。

子どもにとっては
なんでもが遊びです。
暮らしそのものが遊びです。


遊んであげなくっちゃ!
という大人の思いは
<今>を
<自分>を生きてる子どもには
とてつもなく大きなお世話なのです。

あまりに大人の価値観でかまいすぎてしまうと
大人の援助や指図
指示がなければ
遊べなくなってしまう。

声なき声が聞こえ
形ないものが見えている子どもたちです。
何歳でも、遊んでいて、こう、、、
なんていうのか
息を止めてるんじゃないか・・と思うような
静寂の場面に出くわしたら
そーーーっと
そーーーっと
しーーーっと
しーーーーーーーーーー・・・。


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これだけが書きたかったのに
今日は(も)余談が過ぎました。

園長(お腹が空いたら震えます)

5月10日

【自分を喜ばせること】

このブログを読んでおられる方は
本当にわずかばかりなので
なかなか更新にこぎつけぬまま
5月も半ばを迎えようとしています。

子ども達の日々の様子は
インスタグラムにお任せするとして
私からは
保育にまつわったり
まつわらなかったりする
よもやま話をお届けしたいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日
ピンクノートに小学生のお姉ちゃんが
・えんちょう先生は
ゴールデンウィーク何をしていましたか?
また教えてね

と書いてあったので
馬鹿正直に答えたのですが

ほんの数日前のことが
思い出せません。

ピンクノートに書くのを忘れましたが
GW中に
住んでいるマンション理事会主催のお食事会があり
WBCの選手の皆さんが使われた同じお席で
焼肉を食べて
同じポジションで記念撮影をしました。

長男は大谷翔平世代で
次男はヌートバー世代です。
そんな私は
荒木大輔世代です。
と自己紹介をしたら
ちゃんと聞いてウケてくださる
大人の皆さんに
ずっと優しく甘やかされて住んでいる
いつまでも若奥さん気取りの50代です。

と自己紹介しただけで
笑ってくださる。
大人にも子どもにも優しい環境です。
私は
ここの方々に
一緒に子どもを育てていただいたと思っています。

私が住んでいるマンションは
それこそ
子ども達が幼少期は
毎年理事会主催でバスを借りて
淡路島だ和歌山だ
奈良だ三重だの
日帰り旅行に出かけるようなマンションです。

久々に出席したお食事の席で
いつのまにか私も
30年選手になって
年数だけは
古くからの住民クラスの仲間入りを
していることに気付きました。

子ども達が小さい頃
よくよく声を掛けてくださっていた方々は
もうほとんどが
後期高齢者です。

今回のようなお食事会に
最近越して来られたような
若い世帯からは誰も参加しておらず
今後はこういうことも
なくなっていくんだろうなぁ・・と
せわしなく焼肉奉行となっている
上の階の奥さんの手を見つめながら
そんなことを思っていました。

そしたら急に
その集団の
その日集まった面々のことが
とても愛おしくなって
泣きそうになりました。
メンタルがどよめきます。

我が家の隣に住む
マンションのBOSSは89歳。
元気だし、キレイだし、夜遊びもするし
友だち集めて
自宅にある立派な雀卓で
麻雀大会もしています。

その時には揚げたての天ぷらを
我が家の分まで用意してくださる
生粋の大阪マダム。

『天ぷら持ってきたでーーーー』
と、ドアの外で叫んでくれるのも
いつまでだろう・・

などと
センチメンタルの淵に入りたいわけではなくて
何が言いたいかというと
やっぱり
大人が元気でないと!

ということ。

大人がキラキラしてないと!

ということです。

GWのお疲れもすっかり取れた頃でしょうか。
引き続き自分を喜ばせること
おろそかにしないでいましょうね。

吐き出して吐き出して
吐き切ってからでないと
新しい空気は入ってこない仕組み。

溜め込まずにいきましょうね♪


さて、
今日の写真は
今週のかもめ組探検隊。

fc2blog_20230511171117c7e.jpg


まさこ先生と紡いでいる日々が
段々サマになってきました。
日に日に
かもめ組さんになってきているのを
肌で感じます。

進級なんだけど
実は転園でもあるかもめ組は
他の園から転園してきた子も
ななつぼしやにじのとりからやってきた子も
同じ条件でのスタートです。

3歳の子ども達が
こんなに柔軟に新しい環境に馴染んでいます。
こういう時子どもって
実は頑張っていません。

まだ頑張るということの概念が
おぼろげですから
やりたいことをやる。
楽しいと思うことに全力で乗っかっているだけです。

パパにもママにも
そして先生にも忖度など一切ありません。

4月には怪訝な顔をしていた子も
分園のお部屋や
分園にいる先生たちに
ちゃーーんと
自分の存在をアピールして
好きにやってます。

保育園での写真も
ムリに笑わせてるわけじゃありませんよ。

できるようになったことを数えて
ただただ喜んでいましょう♪


園長(あーした天気にな~れ♪)

4月17日~19日

【おにぎりデー】

にじのとり保育園や
ななつぼし保育園の新入園児さんからも
私の顔を見た時に
『あー、、いつもいるばぁばだな・・』
という目線をいただけるようになりました。

すみません。
これは
過去に書いていたブログが
ずっと下書きになっていたのを
たった今発見したので
いまさらのお届けです。

過去日付なので
少し恥ずかしいなぁ
ちょっと古いなぁと思わなくもないのですが
このまま投稿します。

5月は各園
春の遠足も予定していますので
体調整えながらゆっくり日々を歩みましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

にじのとり保育園分園には
<おにぎりデー>という日が週1回あります。
その日は文字通り
おにぎり(主食)を持ってくる日です。

元々は
前年度内に
お給食で利用させて頂いているお弁当が
値上げすることを決定されたことから
給食費を単純に値上げするか
それとも・・・
と熟考を重ねた結果
保護者の皆さまにご協力を仰ぎ
ご家庭からおにぎりを持ってきていただく日を
当時は月に2回程度設定させて頂いたことが始まりです。

それに加えて
自園調理の日を設けたりして
昨年度内
なんとかやりくりをしてまいりました。

おにぎりデーを設定することによって
保護者の皆さまには
ひとつお手間をかけることになるのですが

明らかに子ども達からは
いいことしか聞きません。

時々おにぎりを忘れてくる
というケースや
どうしても間に合わなくて
コンビニで間に合わせたり
あとからパパやママが
炊きたてほっかほかのおにぎりを
お昼前に持ってきてくれるというパターンも
ありました。

子どもたちは
いずれのパターンの時も
本当のところは本人にしかわからないとは言え
見た目にひどく落ち込んでどんよりすることなく
その日の自分の目の前の現実を
楽しく受け止めていました。

もちろん誰も
お友達がおにぎりを忘れたことを責めませんし
お友達のおにぎりを悪くも言いません。

また回が進むにつれて
家庭の朝ごはんがおにぎりになる
という変化が出てきたり
子どもからママへリクエストおにぎりが出たりと
ご家庭での会話の時間もぐんと増えたような気がしています。

そして時間のある時は
お休みの日に
一緒におにぎりを作るオタノシミも
新たに加わったようです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なんでも便利なこの時代を生きる子どもたちには
少々の不自由さや理不尽さ
暑さ寒さ
すなわち少々の不快を
体験して欲しいと願っています。

同時にママにも
便利や楽ちんの海に溺れるのではなく
ちょっとだけのアナログは
お子さまが幼児のうちに
体験をしておいていただきたいと思っています。

今は
オムツもサブスク
着替えも用意してくれる保育園があります。
給食も豪華な給食で
一人一人の要望を満たすために
一人一人の食べたい時間に
食事をする園もあったり
決まった習い事への送迎も
全て園で行うところもあります。

園児獲得のために
夕飯や入浴も提供する園が
今後出てくるのでは・・と懸念しています。

私が保育園を
首の皮一枚で運営している思いの根底には
<親子の時間を大切に>
という祈りにも似た願いがあります。

お仕事頑張ったママが
息を切らすようにしてお迎えに来て
一緒に買って帰ったパンを頬張る夕飯。
これが不満な子はいないと思います。

それがレトルトカレーでも
冷凍のから揚げでも
買いに走った牛丼や豚まんでも
料理が決して得意ではなかったり
時間がなくて
食べさせることに精一杯なママと一緒に
ふーふーしながら
それらを食べる時間の楽しいことったら♪

なので
お弁当が値上がりした
ということを大義名分に
今は週に一度のおにぎりデー。
保育園での便利を捨てて
早起きして握ってくれたおにぎりをいただきます。

どの子も満面の笑みで平らげます。
塩おにぎりに
ふりかけおにぎり。
いつものシャケフレークに
ばくだんおにぎり。

ママやパパが作ってくれたおにぎりを
嬉しそうに頬張る姿は
何にも代えがたい天国の光景です。

誰も
頑張れ!なんて励まされていません。

そしてこの時に
美味しくおにぎりを食べたことは
体が必ず覚えています。
大人側にも
『お弁当を持たせた』
という思い出は消えません。

私たちはしんどかったことほど
よく覚えていますよね。

子どもたちにとっては
おにぎりひとつが大ごちそうなのです。
それは大人が思っている
何倍も何百倍も。
だから自信もって
いつものおにぎり握っていてください。

そんなこんなで
どうしたって私たちは今
生きる渦中にあります。
まっさいちゅうの
まっただなかです。

思い切り今を味わいましょう♪

今日の写真は
ある日の楽しいおにぎりデー♪

fc2blog_202305021722183e8.jpg

にじのとり保育園は
家族のつながり
家族の時間
ママとの時間
パパとの時間を
大切にしている保育園です。



園長(最近作れてない5月から頑張ろう)
プロフィール

にじのとり

Author:にじのとり
大阪天満宮のおひざ元
大阪市北区にて、
株式会社
にじのとりが運営する
にじのとり保育園
にじのとり保育園分園
ななつぼし保育園の日常と
園長のひとりごとです。
お気軽にお楽しみください。

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